火雷神社からしばらく歩いて、ふと下を見ると制水弁に陰陽マークが。伊勢崎のシンボルなのかな?なんにせよ、今回の旅の「対極の2つ」のサインに合っていることは確かです。
道端にグシャグシャになった本が落っこちています。3冊ありましたが、背表紙が見えたのは真ん中の1冊だけでした。
「イノセント・デイズ」という本らしいですが、そういえば今日の全体のテーマはインナーチャイルドとの調和。自分の純粋な、無垢な部分とのコミュニケーションが含まれています。
「innocent」は純潔な・無邪気なという意味の言葉ですので、ナイスサインと言っておきます。
一応旅の間中、インナーチャイルドの要望をききながら歩き回ったり、おやつを買ったりしていました。昔のことを思い出して、クリアリングをしたり、ワークも欠かさない……我ながら真面目ですね。(掃除もちょっとづつしてるし……^-^;)
こちらが3箇所目の目的地である上之宮・倭文(しどり)神社です。
漢字が初見で全く読めませんでした……^_^;
火雷神社と利根川を挟んで対になっていると言われています。しかし、利根川は昔別の場所に流れていた川なので、当時は神社同士も陸続きだったとか。
事前のリーディングでは、火雷神社と倭文神社は1つのカードで出すようにとメッセージを受けて引きました。右上の大国主神のカードです。
カードの説明書を読んでもピンと来ませんが、大国主神は大黒天だと言われ、その手には小槌を持っています。火雷神(ほのいかづちのかみ)と天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)(別名に天羽雷命)と、名前に雷と槌が関係している面白い共通点があります。
ちなみに雷と槌が関係する神は海外にもいて、北欧神話に出てくるトール神という雷と農耕の神で、ミョルニルという槌をもっています。槌ではありませんが、ギリシャ神話のゼウスも雷霆(激しい雷)を投げつけますね。雷(イカヅチ)の神とも言えるのかもしれません。
とにかく、神話的には全く関係のない2つの神社の神様には、このような微妙な共通点があるようです。
御祭神が天羽槌雄神であると書かれています。
メジャーな神様ではありませんでしたが、君の名はでずいぶん広がったのではないでしょうか?
こうやってアニメや映画、ゲームなどで若者を中心に存在が隠れていた神さまが知られるようになったのも、必要なことなのかもしれません。
こちらが本殿。だれもいないかと思ったら、右手のベンチに若いお兄さんが座ってのんびりしていました。地元民かな?
本殿にて神様にご挨拶をさせていただいたのち、境内散策です。
「敬神生活の網領」は、一生懸命生きていれば、自然と一つくらいは当てはまってくるような気もしますが、自然にできる人は現代には少なそうですね。
本殿の左手。
小さな境内末社がたくさんあります。
京都の八坂神社から来ているようです。
此方が裏手です。
熊野神社もあります。
右手です。あちこちから神さまをお招きしているんですね。
こちらの神社にも「田遊び」という古い神事があるようです。昔は利根川が近くになかったので、田んぼの豊作祈願は重要だったのだと思います。
地元民と思われるお兄さんの座っていたベンチです。日も当たるし、のんびり出来て良さそうな雰囲気ですね。
新しめな恵比寿天さまの像。なんとなくゲゲゲの喜太郎に出てきそう……存在感がすごいです。
こちらが、神様からのアドバイスです。
下の画像が家で詳細を聞いた時の画像です。
・上段 多紀理毘売命(たきりびめのみこと)
自分が何をするべきかわからない時にも、特別なことをする必要はなく、今与えられたやるべきことに集中する。
集中力が最大になったその時が、神と人がつながる瞬間だから、無理して何かをせず、ありのままで良い。
・下段 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
今にフォーカスして自分の分御霊とつながることで、新たな転換期に差し掛かるようです。気持ちの持ちようが変化の方向性に大きく関わるので、ポジティブな気持ちを持つことを大切にする。
そして、その流れの中で、有意義な情報を得られるのかもしれません。サインに敏感になることを求められています。
さらっと言うと、神様と人の境目なんて本当はないんだから、自分に枠を作らないで自由に生きようね、と言われているようです。今までからは予想もしていない変化が起こるのかもしれません。
今年(2018年)は本厄なので、それもありうるのかもしれませんね〜(^ ^)
なんだかまだメッセージを受け取れそうなきがするので、今日の残りの時間で気をつけた方がいいことを尋ねてみると、ぽろっとカードが落ちました。
・産土神(分け御霊)
・意富加
もう一回カードをひけー!という強い感覚が来たのでカードをきると、ぺらりんと束から落ちたのがこちらの2枚のカードです。
カードの説明書の意味ではピンとこなかったので、きっとそのうちわかるだろうと思い、心に留めておくことに。
それにしても、なぜ火雷神社(火雷神)と倭文神社(天羽槌雄神)が対の扱いでサインになったのでしょうか?名前に繋がりがあるとはいえ、火雷神と天羽槌雄神は、神話上は全く関係のない神様です。
○火雷大神は、伊邪那美さまが黄泉の国にいた時に、体に生じた8柱の雷神です。
その火雷大神エイトのうちの1柱である火雷神は、丹塗矢となって川で「玉依日売」のそばに流れ寄って、矢を持ち帰った玉依は子供ができたそうです。
似たような話が大物主神にもあり、こちらも赤い矢に姿を変えて川を流れて玉依姫(諸説あり)に接触して子供ができています。
大物主は事前に引いた対の神社のテーマカードである大国主神の和魂(にぎみたま)であるとされています。
玉依姫というのは個人名ではなくて、神霊を宿す女性を指すのだそうです。
他の玉依姫といえば、最近よく縁のある大綿津見神の娘で、姉のトヨタマヒメとホオリ夫婦の子であるフキアエズと結婚した玉依姫もいますね。玉依姫の子供の末っ子が、後の神武天皇です。
この日、12月18日は射手座新月なので、矢は何か関連性がありそうです。
○天羽槌雄神は、天照さまを天の岩戸から出す際に文布(あや)を織った神さまです。後に邇邇芸命が天降りする前に邪魔になった星神香香背男(ほしのかがせお)(別名アマツミカボシ)を征服した建葉槌命と同一視されています。
それ以外には出番のない神さまです。国譲りに関係していますが、神話の中では大国主神との直接の絡みはありません。
日本神話唯一の星の神であると言われる香香背男を降した→前日のサインできていた「Shoot For The Stars(星を撃つ)」という意味では、射手座新月と関わりがあると言えなくもない……?
こじつけ感はありますが、「火雷神(矢)」と「天羽槌雄神(射手)」が揃っているので、射手座というのは関係がなくもない?気がします。
そして、なんだか「星」というキーワードや、「アマツミカボシ」が引っかかっていたのでした……
次の記事に続きます。
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